2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ビビッ! 朝5時になり始める目覚まし時計の音に目を覚まし、私は毎朝飛び起きる。 夜はなるべく23時には寝るようにしているが、どうしても仕事をしていると6時間の睡眠を確保することは難しい。 それでもなるたけ早めに布団に入り、朝5時には私は飛び起…
書く気が出ない…… こうして毎朝、何かしらの記事を書くようになって5ヶ月が経つが、時々、4日に一回に割合で「やる気スイッチ」が入らず、何を書けばいいかわからなくなる時がある。 それはブログなどを書いている人には身にしみて感じていることかもしれ…
私はとにかく昔から不器用な方の人間だった。 何をやるにしても人一倍時間がかかるのだ。 大学受験も一年間浪人してやっと入れたし、テスト勉強もいつも人の倍はしないとダメだった。 「真面目だな」 大学のテスト前になると、いつもノートの書き込みをチェ…
昨日に引き続き、あまりにも名著なので、もう一度。 「なんでこの人の周りには人が集まってくるのだろう」 私の周りにはやたらとコミュ力がある知り合いが数人いる。 飲み会の時では、必ずと言っていいほど目立つのだ。 「〇〇さんはどう思う?」 「〇〇さん…
「仕事だからきちんとしろ!」 アルバイトでも、社会に出ても、上司からこの言葉をよく突きつけられていた。 「これはお前の仕事なんだから」 私はその言葉を聞くたびに、少し後ろめたい気持ちになり、モヤモヤが心の中に芽生えてきた。 こんなこと自分がや…
この時期になるといつも思い出す。 満員電車の中、会社に向かっていると、たいていは新品のリクルートスーツを着ている就活生が一人はいる。 風貌は社会人に寄せているが、発しているオーラが明らか純粋な学生そのものなので、ぱっと見ただけで、すぐ就活生…
「後編はどんなだろう?」 私は「3月のライオン 後編」の映画を楽しみに待っていた。 3月に公開された前編があまりにも良かったため、1ヶ月も焦らさないで早く見せろ〜と心の中で思っていたのだ。 前編を見たときは、驚いた。 「なんだこの格闘シーンのよう…
「この生活いつまで続くの……」 私が大学生だった頃、一年先に社会人になった先輩が事あるごとに、そうつぶやいていた。 後輩である私たちの前では学生のノリを貫いているみたいなのだが、 どうやら仕事は結構辛いらしいのだ。 「早く転職したい……」 そんな事…
「昔は良かった……」 そんな声を私はよく聞いた。 「昔は飲み会の時も翌朝まで飲んだものだ。今の若い者はすぐ家に帰るからな」 「俺たちの頃はスマホなんてなかった。今はググればなんでも出てくるから若い連中は頭を使わない」 よく職場の上司にそう注意さ…
「自分の軸がない……」 それは私の長年の悩みだった。 「自分の軸を持とう」 「何がやりたいのかきちんと把握しよう」 そんな風に社会に出る前にきちんとした自分の軸を作ることが大切だという風潮があったと思う。 自分の軸って一体なんなのだろうか? 就活…
私は毎朝、とある戦いを目にしている。 いつも上司のいいなりになっていサラリーマンたちが、その時だけは真剣な目つきで取り組み、他を蹴散らす勢いで戦っている。 その勢いを社内の仕事でも使えよと思うが、人間は不思議と組織のためよりも、自分自身に利…
「桜の写真を見せてくれない?」 私が海外を旅していた頃、とあるレストランで仲良くなった外国人の二人組からそう頼まれた。 「桜の写真?」 私は突然の要求に驚いてしまった。 幸いにもなぜか私は、桜が満開の時に写真を撮っていたことを思い出し、二人組…
私はずっとコンプレックスを抱えていた。 運動神経があまり良くない自分。 何をやってもうまくいかない自分。 私は何をやるにしても人の倍は時間がかかるような子供だったと思う。 中学の頃などもクラスメイトとうまくコミュニケーションが取れなかった。 い…
「仕事だから仕方ない」 多くの社会人はそう言う。 家族を養うためだから仕方ない…… 食っていくためだから仕方ない…… 私はそんな社会人の先輩を見ていて、失礼ながらも よく好きでもないのにそんな仕事できるな……と思っていた。 嫌でやっているわけではなく…
正直言うと、私はこの映画のことは全くのノーマークでした。 学生時代は年間350〜400本の映画を狂ったように見て、自称映画オタク (たぶん、大学生の中では日本一映画を見てたかもしれない)を名乗っている私は、社会人になってもなるべく話題になっ…
「なんだこのパッケージは?」 私は毎日のブログ更新で、枯渇状態の自分の脳を潤すために、深夜のレンタルビデオ店を徘徊している時に、この海外ドラマと出会った。 毎日記事を書いているとどうしてもネタが枯渇してくるものだ。 自分でも脳のストックがなく…
「趣味を仕事にするのはしんどい」 大学の同級生はそう言っていた。 彼はカメラや映像が大好きな人だった。 学生時代に何十万もするカメラを買って、パシャパシャ撮りまくっていた。 私は、きっと彼はカメラマンになるんだろうなと思っていた。 しかし、彼が…
「君は一体何がしたいの?」 私はアルバイト先の先輩にそう言われていた。 そのとき、私はとあるWEB系の映像制作会社でアルバイトをしていた。 イラストレーターやアドビのソフトを使って簡単な動画を作り、加工する作業をする仕事だ。 毎朝10時に出勤で、…
「テレビは簡単に人を殺せる」 そう先輩ディレクターが言っていた。 私は前職でテレビ番組制作会社に勤めていた。 毎日のように怒号が繰り返される環境で走り回り、精神的に滅入っていたのだが、先輩ディレクターが言ったこの言葉だけは異様に私の記憶にこび…
「自己分析なんて時間の無駄です」 就活が本格的に始まる前に、とある就活生向けのセミナーに行った際に、講師の方が何度も言っていた言葉だった。 「自己分析をしている暇があったら、自分にあった会社を探すほうがいい。皆、ブランドを求めて大手企業ばか…
「〇〇大学の〇〇と言います」 とある就活生は全力で大手企業の人に名刺を配っていた。 私はそんな風景を横目で見ながら、名刺配っても意味があるのか? と思っていた。 その時、私は就活というものをしていた。 大学入学当時は「就活なんてしないで自分の道…
「何でこの人の周りにはいつも人が集まってくるのだろう?」 私はカリスマ性ある人と会った時、いつもそう思っていた。 学生時代に私は、インタビュー記事を書いてはwebサイトにアップするアルバイトをしたことがあり、何度か世の中で活躍している著名な方と…
「何も考えるな! その場その場で感じろ」 芝居の先生は何度も彼に怒鳴りつけていた。 舞台という名のステージの上に立つと、四方八方から照明が当てられ汗が吹き飛ぶくらいにどっと溢れ出るものだ。 彼は汗だくのまま、芝居の稽古をつける先生に何度も怒鳴…
「自分は好きなことで生きて行く」 高校時代はそんなことを思っていたと思う。 教師との進路面談の時も私は生意気なことを言っていた。 「私は好きな芸術の道で生きて行きたいです。だから、美大受験を考えてます」 確か、私は教師にそう言っていたと思う。 …
「あなたお名前は何でしたっけ?」 私は昔から、一度あったことある人にもよくそう聞かれる。 二ヶ月前にあったじゃん! フェイスブックも友達申請してあるじゃん! そう心の中で唱えるも再び名刺交換に応じる。 私は本当に昔から人に名前と顔を覚えてもらえ…
「自分が成長できる環境に身を置きたいと思います!」 身にしみてないスーツを着て、ビシッと心構えている就活生がそう言った。 私はそんな真剣な眼差しで語る就活生たちを見て、自分も昔はこうだったのか…… と思い、感慨にふけっていた。 私は就活に失敗し…
私は昔から浮足立っていた。 毎日のように満員電車に乗って、学校に通い、往復する毎日だ。 東京の満員電車は大変だ。 電車の中に詰め込まれ、身動きが取れないまま、ひたすら黙って耐えるしかない。 ウォークマンを聞いたり、本を読んだり、大半の人はスマ…
「なんで自分は弱いのか……」 私は半ばパニック障害になりながら、その時電車に乗っていた。 怪物の口が開くかのように満員電車のドアは開いていた。 なだれ込むかのようにその口の中に入っていく人々。 私は電車に乗っていく人々を前にして硬直していた。 会…
私はその日、テレビを見ることができなかった。 いつもお世話になっている同世代のライターさんが注目されて、30分間の特集番組が放送される日のことだった。 番組の詳細が公開されると同時に私の周りにはいろんな反応があった。 「おめでとう」 「すごい…
この映画はなぜか私の前に現れた。 その日は夜予定が空いていたので、いつものように家で映画を見ようと思い、DVDデッキを再生し始めた。 それは、有名な俳優が怪演をしたと言われる映画だ。 アカデミー賞脚色賞にも選ばれ、70年代のアメリカに根づいてい…